理論と現実

代替医療なんてでかい話題に首を突っ込むつもりはサラサラないけど、イギリスのホメオパシー批判のTwitterを眺めてるとついでに代替医療もでてくる。彼らも代替医療けしからんとバッサリやってるらしい。


よく分からないのは、日本と違って代替医療としていろんなものをすでに認めてしまっているヨーロッパで、理論的にどうやって社会に組み入れたんだろうという疑問、そして実際には人々にどう受け入れられ普通の医学とどういう風に組み合わされて利用されてるのかという疑問。


ホメオパシー批判でも盛んにethicが問題だとやりこめんとしてるのって、同じ批判は他の代替医療にも言えるはずで、しかも政府はそんなの先刻承知のはずでもあるので、一体どういう理屈になっているんだろうかと思う。代替医療やめますという話にはとてもなりそうにないようだし。


このあたり、外国の疑似科学批判も日本のニセ科学批判も、キチンと論じてくれないように見える。。。どっかで論じてるのかな。たまに「うちの大臣、こんなアホなこと言ってる!」って言ってそれも問題だけど、でもより大事なのは大筋の理屈のほうのはずなのにな。


というか、反科学的なモノなんだから、現実として社会がいかに受け入れているかなんて考える必要が最初からないのか。


それはそれで疑問を感じてなさそうだってのも、なんだかねえ。