ずれの面白さ

なんでニセ科学だけ別枠で教えなきゃいかんのかという問題。常識的に考えたら、きちんと本筋の自然科学を教えることで普通にものを考えるようになったらそれでいいはずで、わざわざニセ科学としてくくってやる必然性がないんだな。でも、たとえば、教科書のコラム欄とかで触れられるとかなら、分かる。その程度のもんでしょ。


にもかかわらず、なんでニセ科学カテゴリを作って撃破しなきゃならんかというと、GWUPを見ても、ま、ようは迷妄を撃破することが、あるいは無神論者のプロテストだったり、あるいは合理主義的世界観の強い主張を意味するから、だからニセ科学カテゴリが必要になって超常現象批判トンデモ批判になるわけで、それ以上の意味はないように見える。


仮に同じことを日本で真面目な顔して語ったら、大概の人は引いてしまうはず。その辺のずれが、なんだか面白い。