GWUPのはてブ化

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WunderはGWUP会員の情報源がお粗末である、と言っている。

Nach einer von mir 1997 durchgefuhrten Umfrage unter Skeptiker-Beziehern lesen ca. 90 % der GWUP-Mitglieder keine einzige derartige Zeitschrift

1997年にWunderが実施したアンケートによれば、GWUP会員のうち、90パーセントはその手の定期刊行物を読んでない。

Entsprechend der genannten Umfrage bildet (33) - abgesehen vom eigenen „Hausblatt“ Skeptiker und anderer „skeptischer“ Literatur - die reguläre Informationsquelle zu Parawissenschaften für die meisten GWUP-Mitglieder vielmehr die allgemeine Tages- und Wochenpresse sowie populärwissenschaftliche Magazine.

同じアンケートではさらに、一部の人を除いて、GWUP会員の多くにとってParawissenschaftの情報源となっていたのは一般的な日刊紙週刊誌や通俗科学雑誌だった。


Wunderによれば、GWUPの要職にある人も同様なんだそうだ。ただ、これはちょっと割り引いて読んでやらなきゃならんのは、Wunderがこの団体に期していたのは学問・研究であったからこういう話になるわけで、路線対立の一端のあらわれの部分。



もっとも、占星術の十二星座と天文学の星座との違いを知らない会員さえいた、、、って本当かね。そうなると、

In diesem Kontext versteht sich (35) wohl auch das häufige pauschale Berufen auf bekannte „Entlarver“ (insb. James Randi und seine 1-Million-Dollar-Wette) als Autoritäten und Vorbilder, anstatt konkrete Argumente anzuführen.

具体的な議論をせずに、ランディのような著名な“Entlarver”(仮面をはがす人、インチキを暴く人)を引き合いに出したら、それが権威として理解されてしまう。



この光景ははてブとおんなじだ。一部の人気ブロガーのエントリにブコメして、「また○○か」とか「これはひどい」とか言ってんのと同じ。本人たちはそれで何事かをやったつもりでも、実際はなにもしてない。
読者は増えないほうがいい - 今日の雑談

勝間和代ニセ科学(批判)と同じかもしれないけど、ある枠組みをもっともらしく提供してやったら、割にカンタンに食いつきますわな。つまり、誰も自分でものを考える気がない。だから、同意とかこれはひどいとか、極端なことを言うと、反応がそれだけになる。で、借り物の枠組みでものを考えた気になってるのが大多数。


GWUPのリアルはてブ化とでも言うべきか。ようするに、人が集まると、ネットでもリアルでも似たようなことになるんだね。