「科学的思考」を応用できたタイミング

中西準子先生の「雑感」で、欧州会議が製薬会社がWHOを煽ったという「疑惑」を調査するという話を読んでやっぱり思った。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak501_505.html#zakkan505


ニセ科学批判で「科学的思考」を云々してる人たち、新型インフルエンザが大騒ぎになった時にきちんと人々の反応を批判したんだろうか。あのタイミングで落ち着いて行動することが、「科学的思考」の応用・実践だったはずなのに。とくに、「雑感」の5月12日段階で科学者仲間のあいだでインフルエンザは笑い話扱いになっていて(これ)、分かってる人は分かってる状況だった。でも現実は、まだまだ大騒ぎしてた。


このへんが、ニセ科学批判のおかしいところだと思っている。