周辺問題

ニセ科学批判でよく言われるのは、ニセ科学をガチで信じる人は仕方がない、だけど、それに煽られて、なんとなくそうじゃないのという人をどうするか、という問題がある。ネトウヨなんかでもそうで、一時期どっと盛り上がったときに、あの煽りに乗っかった人たちをどうすればいいかという疑問は、絶えずあったわけだ。


先に答えを書いてしまうと、そういう人達のことはほっとくしかない。勢いで乗っかってるだけなので、そういう人達は潮目が変わるとまた変わるもんだ。


肝心なのは親玉であって、ニセ科学批判なら菊池先生や天羽先生の言う事って、誰が読んでもおかしいでしょう?ま、もっとも、菊池先生はわかりにくい、でもなんでわざわざ「優先順位問題」で悩まなきゃいかんのかという点を考えてもらうと、多少は疑問を持ってもらえるはずだ。


ネット右翼だってそうだった。その他大勢の雑魚はほっとくしかなくて、ネットにはそれなりに目立つ人たちがいて、そういう人をまず対象にするのが手順になる。


その上で、徐々に、変なところに気づいてもらうのを期待するしかない。


もしも、そこで徒党を組んで敵の言説を潰しにかかると、敵と次元がおなじになって、下らない問題になる。ネットで徒党を組んではいけないんだ。