扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part96

Twitterを見てると、所得の問題についてかまびすしい向きがあるようなんですけど、高橋洋一先生はこうおっしゃっておいでですよ。
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130108/dms1301080708000-n1.htm

本格的に賃金が上がり出すのが遅れるが、物価上昇も景気回復とともに遅れるので、その間は賃金交渉次第である。労働側は、政府・日銀がインフレ目標を打ち出すのだから、労使交渉でしっかりと物価上昇分を主張すべきである。そうすれば、物価上昇に賃金がついていかないということはないはずだ。

いずれにしても、生産性が向上している企業、産業において賃金は物価上昇率以上に上がるのが普通だ。インフレ目標の導入を契機として、適正な労使交渉を行い、労使ともに満足できるように成長の果実を分け合うべきだ。

ということで皆さん!


賃上げ闘争へ向けて労働組合へ入りましょう!組合活動に参加しましょう!


・・・って話になるんじゃないかと思って吹いちゃったんだけど違うの?


リフレ派やリフレ派を主導する人たちって、労働組合からもっとも縁遠い立場でしょう???

追記
参考としてこれは面白かった。
労働者を守る保守と貧困層を苦しめる左派の知性の衰退
無茶苦茶書いてるけど、確かに右と左でねじれ切ってるのがそもそもの問題で、、、ただし、リフレ派がネットで釣り続けてついにヒットさせたネトウヨや保守派の人たちが本当に「経済リベラル」とまで言っていいのかどうかは疑問だと思うけれども、、、そこははっきりさせてもらいたい、というのは常々このブログにも書いている。

で、面白かったのがこれ。

ネット保守を見ると、金融緩和をしたら労働者の給料が上がるとかの意見がかなり大きい。

んだそうな。。。本当かうそか私は知らないけれど。


まあ、そんな簡単な話なわけがないんだけれども。どうするんでしょうね、これ。


郵政選挙とか民主党政権交代のときとまったく同じで、何か一発のネタでバラ色の世界が、って話と同じなんじゃないのか、これは。