黙っていられないこと part22

天声人語はネオリベサヨがお薦め?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

本日の朝日の天声人語は、政局話から二大政党が思想的にぐちゃぐちゃというその通りの指摘をしたあと、最後は「あぁ、やっぱり朝日さんはネオリベ風味のリベサヨさんがお好きなのね!」というお言葉が・・・。


天声人語:朝日新聞デジタル

安倍さん率いる自民党など保守の品ぞろえに比べ、反対側、とりわけ「リベラル×小さな政府」の選択肢が寂しい。今から再編の荒海に漕(こ)ぎ出すなら、この方位も狙い目だ。もとは「泥船」からの脱出ボートでも、針路を問わず、漕ぎ手しだいで船の名が残る。


天声人語はネオリベサヨがお薦め?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

「反対側、とりわけ「リベラル×小さな政府」の選択肢が寂しい」って、つまりそういう政治勢力に頑張って欲しいという天声人語氏の願望なんでしょうね。

というわけで、橋下の件と絡めると、意外に朝日と橋下の相性はいいわけです。右翼ネタが気に食わないだけで。


だから私は、
http://d.hatena.ne.jp/jura03/20121027/p2:tittle

橋下については私は以前から、「左派の鬼子」だと思っています。もうちょっと俗にいうと、久米宏ニュースステーションで語られていたことをそのまま右サイドがやろうと言っているだけではないか、と。

というし、

したがって、橋下は右寄りの言動を繰り返しており、そこで左派の皆さんが叩きにまわるわけですが、よく考えれば彼の主張はニュースステーションなので、政策だけ考えたら左の人たちはどの口で橋下を叩くのか、と思うわけです。

むしろ、コストカッターとしての橋下はよくやっていると認めざるを得ないのであれば、それは従来の左派の主張(「無駄な公共事業」論や「公務員は云々」といった行政批判の類)をそのまま彼が実行してくださっているだけなので、むしろ万歳三唱して喝采するべきではないのかと。

ともいうのです。


とくに政策を問えというのであれば、支持する人が結構出てくると思う。右左問わず。


いくら「橋下は支持しない」と言ってみたってこの有様なのに、朝日の一件では結果的に橋下を政治的に擁護してる人たちのエクスキューズに対してなんで素直に「ああそうですか、橋下不支持なんですね」と解釈できるのか。


黙っていられないこと part3 - 今日の雑談
http://twitter.com/tamai1961/status/130862944329273344

そうですね。「橋下知事攻撃のあざとさを非難したら維新の手先」とかも。 RT @KeigoTakeda: 「反対派を批判したら賛成派」もバカの定理として学校で教えるべきだな。

一般論としてはその通りでも、もはやそれですまない現実はどうするのか。どう考えるのか。


そして仮に橋下が沈むとしても、同じ傾向の人をまた担ぐんでしょうと。


もういい加減にしてくれ。こんないい加減な状況にしてきた罪をみんな背負わなきゃならないということを、もっと自覚した方がいいと思うんだ、私は。