扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part52

すごいなぁ。。。
https://twitter.com/MIYAZAKI_Takesh/status/222241993504460800

明確に違います。私は野田さんにも菅さんにも直接何度も申し上げてきました。鋭仁さん馬淵さんも同様。目立っていないからではなく、内心「金融緩和は悪だ」と考えているためです RT @linzyjp 単純に、むこうから見て、今まで目に入るほど目立ってなかっただけの

https://twitter.com/MIYAZAKI_Takesh/status/222243934108266496

@linzyjp 少なくともリフレ政策に関して何故そこまで当局を擁護するのか不思議です。松原仁さんたちと延々苦労して参院選マニフェスト素案にまで盛り込みました。鶴の一声で一瞬で消されました。消費税絡みで徹底的に戦い、総理に金融緩和の努力を約束させました。手のひらを返されました

https://twitter.com/Y_Kaneko/status/222255133688467456

これもまたその通り。 RT @MIYAZAKI_Takesh リフレ政策 松原仁さんたちと延々苦労して参院選マニフェスト素案にまで盛り込みました。鶴の一声で一瞬で消されました。消費税絡みで徹底的に戦い、総理に金融緩和の努力を約束させました。手のひらを返されました

インフレ政策がなんでできないのか、この人たちは本当に分かってないんだな。。。どんだけ世間がインフレ嫌いか分かってない。経済学的にどうという問題じゃないんだ。。。


だから、やるんだったらそれなりに腹をくくってやらなきゃならないんだけど、野田さんが消費税増税で腹をくくったような人がリフレ派には誰もいない。


だいたい、宮崎議員のブログをみたけど、こんなのはあった。
http://miyazakitakeshi.jp/modules/wordpress/index.php?p=576

5日(月)の予算委員会第6分科会では、「小水力発電」について質問した。全国で原発10基分に相当する潜在的な発電能力があること、また、群馬県内の河川においても薄根川、湯檜曽川、片品川など数十万キロワットの発電能力があることを、明らかにすることができた。


群馬県内だけでも原発0・5基分の発電が可能で、理論値だが県内の隅々まで小水力発電を行き渡らせることができれば、40万人前後の生活を賄えるかもしれない。「脱・原発依存」に向けて、絶対にはずせないエネルギーとなる。

まあ、いいんだけれども、その割に目先の原発の話については特に言及がない。調べたところ、特に発言はないのかな?あれば申し訳ない。


で、

8日(木)の円高デフレ対策特別チームでは、私が事務局長を務める「円高・欧州危機等対応研究会」がまとめた緊急提言について、直嶋座長・仙谷顧問らに説明。小沢鋭仁会長・馬淵澄夫幹事長とともに、日本経済再生には日本銀行によるさらなる金融緩和が必要だと力説し、特別チーム役員会と激論を交わした。

とかやってる。仙谷さんは苦々しく見てたんだろうなぁ。つまり宮崎議員は、安全を確認の上、原発再稼働を進めることが日本経済に必要だ、デフレ脱却の大前提だ、すら言い切ることができないんでしょ。


それじゃ、ダメなんじゃないの。
https://twitter.com/WATERMAN1996/status/222277459545047040

@Y_Kaneko @MIYAZAKI_Takesh こういう話を見ると、民主党政府は何をしたいのか全然分からなくなるのよね。景気を回復したいんじゃないのか、国民の生活第一じゃ無かったのか。増税は仕方がなくとも景気の下支えに全力投球して欲しいのだが、首脳陣はどう思ってるんだ?

そりゃ、こんな人が民主党の議員にいるから、まとめるのに苦労するんじゃないの。デフレ脱却を吠え円高是正を訴えながら原発では明確なスタンスが取れないような人がいるんだから。

追記
https://twitter.com/sunafukin99/status/219936929574162432

現実の世論動向に適応するには少なくともリフレ派は小沢新党に接近しない方がいいんじゃないかな。ただでさえアピール力ないのに、これ以上変なイメージもたれたら終わり。

もう遅いんじゃないの。。。というか、そういう無駄な政局思考がダメなんだ。素人が政局を妄想して意味あんのかね。これに対して、
https://twitter.com/sweets_street/status/219937908977704960

@sunafukin99 おとといの稲葉先生と北守さんのやり取りを見ると、「どんな相手とでも節操なく組んでいる」ということそのものが、リフレ派に対する生理的な拒否感を持つ人を増やしていることがよく分かりますよね

という、まあこれは分かる。


ただ、原発問題に代表される電力供給の問題まで、そこまでグズグズにされているので、節操なく誰とでも組むことそのものが問題というより、そういう節操のなさは結局、日本経済がどうのリフレがどうのなんて、誰も本気で考えてないんでしょ、と考える裏付けになってしまっている。


もっとも、節操なく誰とでも組むことももちろん問題ではあるんだけど、リフレ派の場合ちょっとひどすぎるね。

https://twitter.com/macron_/status/222336818908102657

「どんな相手とでも節操なく組んでいる」のはかつての自民党も米国シカゴ学派もだった。NG事項が多すぎるタイプのインテリ業界からは嫌われるけど一般層相手ならかまわないんじゃないかな?

つまり、この人たちはなんも分かっちゃいないんですよ。原発問題でまとまれない連中に日本経済なんて云々してもらいたくない、という問題が。


https://twitter.com/rna/status/222335578161692673

イケメンリフレ派の登場が待望される。

・・・とまあ、どこまでも一般人を釣ることしか考えてないインテリバカたち。


偉そうに一般人を上から目線で釣ることを考える前に、まず専門家なり政治家なりの多数を説得させうる議論を構築しろよな。でももう遅いけど。。。


追記2)
Bewaad さんのブログを読み返していて、中央銀行の目標設定と手段の話について、リフレ派が意図的に誤った情報を流していることを、Bewaad さんも批判していた。ってか、僕が前に読んでるはずだから忘れてただけか。orz
扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part13 - 今日の雑談

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20110401/p1

上記高橋先生の論説は、バーナンキ議長がそう言っていた、というところは正しいですが、「世界の常識」というのは誤りです。バーナンキ議長だって神様じゃないんだから誤りはあり得るはずで、きちんと裏を取ろうということではありますが、政府か中央銀行か、いずれか単独で決めている国数を比べるなら、中央銀行だけで決めている方が多数派で、政府だけで決めている方が少数派なのです。多数派必ずしも正しからずではあり、多数派である目標設定の独立性を批判することそれ自体には何の問題もありませんが、その論拠として目標設定の独立性がないことが「世界の常識」というのは、明らかに事実に反しています。

日銀に目標と手段の独立性を共に備えさせた方がよい、ということではなく、独立性は手段に限るべきという主張をする際の、世界の常識は手段に限定した独立性だ、という論拠が事実に反している(更に言えば、そうした事実に反する論拠を持ち出すべきでない)ということを申し上げているのです。言い換えれば、日銀の金融政策に係る独立性は手段に限られるべきである、と規範的に主張すること自体には問題はありませんが、手段の独立性が世界の常識だから日銀もそうあるべきだ、という記述的な主張は間違っており不適切だ、ということです。

で、こんな議論、こんな人の話にいまだに引っかかってる人が絶えないわけで、いやはや。


あと日銀法を改正して日銀にデュアル・マンデートを、ってのもアホくさいんだよな。
http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20110401/p2

これだけなら、わざわざ補足に外だしする必要はないのですが、日銀に対して雇用について関心を持って発言しないと批判することは、ダブルスタンダードでもあります。上記の発言中、速水・福井発言については、かつて、日銀がその手の構造問題に言及することは所管外への余計な口出しであり、それよりも本業である金融政策に注力せよ、との批判がなされていました。当時そのような批判をした人間(たとえばwebmaster)は、雇用とて所管外なのですから雇用への言及が少ないとしても許容すべきですし、今、所管外であっても雇用に言及すべしと主張するのであれば、今後、日銀が構造問題に言及したとしても、内容への批判であればさておき、所管外に口を出すな、という批判はすべきでないということになります。


で、これはwebmasterの主観的な記憶ではあるのですが、かつてリフレ論者はほとんどが、この「口出し」について「口出し」であることそのものを批判していました(中身についても批判はありました。念のため)。にもかかわらず、この引用部分等について、ダブルスタンダードだとの批判がなされないのは、いかがなものかと思います。ダブルスタンダードもまた、単純な事実との齟齬と同様、議論の信頼性を損なうものだからです。

これはひどいね(唖然)

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20100810/p1

webmasterの趣旨は、日銀を批判すべきでないというのではなく(まして擁護できるというのではなく)、日銀だけを批判してもリフレ政策は実現できない、ということなのです。

ええ。だから財務官僚も批判対象、陰謀論の主役に、って違うな。


ところが、実は誰も「日銀だけを批判してもリフレ政策は実現できない」ということの意味が分かってなかったということで、、、いやあ。ちょっと泣きそうになった。Bewaad さんがお人好しすぎてorz。



リフレ派って、リフレ派が主張するリフレ論って、リフレ派の本音って、Bewaad さん(や私やその他もろもろの人たちを含め)が信じていたようなものと、全然違ったんだ。


http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20080217/p1

。しかし、最終的に学者の主張に止めを刺すことができるのは学者でしょう。素人が専門性を抜きに専門家の命運を左右するようでは、曲学阿世をはびこらせるだけのこと、だからこそ専門家サークルにはピア・レヴュー等の相互牽制に代表される専門性にのっとった自治・自立が求められているわけですから。そして霞が関とは、おそらくは経済学者の方々が想像する以上に、経済学において多くの人々が妥当と考える結論を取り入れる世界でもあります。

http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20081022/p1

結局のところ、世論の評価にしたがって運営されればよいということならば、中央銀行に独立性などいりません。中央銀行の独立性が必要とされるのは、その正統性の淵源が民主的コントロールではなく専門的コントロールにあるということなのですから、現状、批判が足りないとすれば、それは何よりも専門家による批判が足りないということではないかとwebmasterは思います。つまりは経済学者によるものとなりますが、金融政策決定会合にも経済財政諮問会議にも経済学者がいるにもかかわらずの現状です。専門的見地から日銀の姿勢が批判されるべきであるならば、まずはこれらの会議における経済学者の批判・反対が期待されますし、そうした機能が実現されていないなら、経済学界からの学者委員・議員に対する批判がまずはなされるべきで、マスメディアへの批判はその後にこそ、ということではないでしょうか。

ところが、リフレ派はリフレ派の学者や、高橋洋一のような元官僚・大学教授の肩書を持つホラ吹きのことを決して批判しなかったし、これからもしないだろう。そうやって、リフレ論の信頼性を下げ続けて、リフレサイドの「経済学界からの」批判を無意味にしてしまっているのに。


まったく、リフレ派を信用したのがバカバカしかったorz。