「オピニオン・リーダー」たちの無責任 part30
虚構新聞のネタが話題。もう定番になってるけど、ジョークとは言えやりすぎじゃないか、いや引っかかる方が悪いんだ、云々。
ま、虚構新聞はまだいいですよ。
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高橋洋一とかリフレ派とか橋下徹とその周辺の連中の場合はどうなんだというと、あれは「ジョーク」じゃなくて本気でしょう?
だから、余計に問題であって、こういう嘘つきとかホラ吹きの類、しかもそれなりの肩書があって社会的責任がある連中が平気で嘘もホラもついて、善男善女をつりまくってる件について、もっと怒ったほうがいいんだ。
もっとも、リフレ論そのものを学者さん連中が議論するのは勝手にやればいいんだけど、今みたいに素人つって「日銀が悪いんやー」「財務官僚がー」となるんだったら、虚構新聞以下ですよ、レベルが。
もちろん、個人の自由なので言うのは勝手。
だけど、仮にも「オピニオン・リーダー」、それなりの知識人・インテリなどなどの人たちは、善男善女を正しく導く責務があるわけで、にもかかわらず、煽りだけちゃっかりやって素人を釣る遊びに興じているばかりだ。
虚構新聞より問題なのは、こっちじゃないのか。
(追記)
で、ニセ科学批判なんかはそれでやりすぎるわけですよ。
科学的に間違っていることの指摘だけにしておけばいいものを、そこから先に行こうとするから無理が出て、死人が出るだ命がどうのということになるし、ホメオパシーはだめだけど漢方や鍼はいいんだみたいなダブスタまでやって支持者を釣るしかなくなる。
しかも、当人たちは徒党を組んで潰しにかかってるだけだという認識をもってないので、ますます滑稽なことになるんだけど、このへんはもう書いたので略。