「オピニオン・リーダー」たちの無責任 part6

これはすごい。江田憲司高橋洋一の対談。
ぶち抜き大特集「日本の光と影2012」財務省の「洗脳とメディア操作」を暴く 官邸も新聞社もこぞって「消費増税」に命をかける、そのウラとは?(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(2/6)

江田 だいいち、1000兆円もの国の借金を増税で返していけるはずがない。単純に計算すると消費税400%分ですよ。だから、5%増税なんて「焼け石に水」です。つまり、1000兆円の借金を持続的に返していくには経済成長するしかないわけです。

高橋 借金が1000兆円もあるというのも、財務省の巧妙な洗脳ですしね。

江田 そうそう。'09年度の国のバランスシートを見ると、確かに負債(借金)が1100兆円もあるけど、資産も800兆円近くあるんです。ですから、純債務はざっと300兆円。トヨタだって12兆円の負債がありますが、同時に30兆円の資産があるし、ソニーだって1兆円強の負債に対して13兆円の資産がある(いずれも'10年度末)。ところが、財務省は資産のことには口をつぐんで、「GDPの2倍も借金がある」と騒いでいる。

高橋 純債務で見ればGDP比は70%程度ですから、財務省は意図的にミスリーディングしているんです。

いやあ。さすがにこれを見た時は、開いた口がふさがらなくなった。お決まりのネタなんだけど、こう堂々と言われるとすごいわ。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32357?page=3

高橋 本来、国の財務をあずかる者はマクロ経済に通じているべきですが、財務省はほぼ全員が「アホウ(法)学部」出身だから、経済はもちろん、数学なんてチンプンカンプン。権力にあぐらをかいているだけの連中ばかりですよ。

すごいねえ。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/32357?page=6

江田 かつて日本人はオイルショックの危機を徹底したコスト削減と世界一の省エネ技術で乗り切った。今回の電力・エネルギー問題も、われわれの底力で乗り切らなきゃいけない。

すごいねえ。


あんたがたもっと真面目になれよ、な。