ネット○○派 part240 知識教養はあってもなくても

こう、福島絡みでいろいろTwitterを見ているんだが、専門分野になると力強くなる人たちが、なんでニセ科学批判の間違いが分からないんだろうと思うと、実に不思議。


ネット○○派としてのリフレ派がおかしいことはだいぶ広まってるというか、ちゃんと書く人が目に付くんだけど、ニセ科学批判に対する疑問が常に見られる、みたいな感じにはまだなってない。


瀧本哲史先生のTweetが面白かったのでちょっといじってみるけれど・・・
https://twitter.com/ttakimoto/status/54402359555653634

ネトウヨ」層には専門知識の複雑化、そしてその背景になっている社会の複雑化に対する疎外感も強いと思うな。その点ではホメオパシーとも構造は近い。そして、わかりやすい、歯切れの良いものに対する渇望も強くなっている。

https://twitter.com/ttakimoto/status/54405700604002304

高校が無償化されても一方で高校の授業にもついて行けない人がたくさん存在していている。基本的な読解力とか思考力がないと今の時代を生きていくことはとてもつらいことだ。知っているべき概念は外来語も含め増えている。理解できなければ環境に翻弄されるだけになり無力感は強まる

ネット右翼はたぶんそういうことなんでしょうが、ごく一般にネット○○派としてみると、これだけでは説明がつかないと思っています。ま、早い話がまともな教育も受けて知識も教養も「読解力」も「思考力」もあるはずの人たちでも、ネット右翼と同じことをやるんだから。


その一つがリフレ派でした、ということにすぎないのでね。いま、物理学クラスタの先生がたは頑張っておられるけれど、これがニセ科学批判の話になるともうどうにもならないのだというのは書いてきたとおりで、、、不思議。で、ホメオパシー批判、結構じゃないかと瀧本先生も単純に思っておられるように見えるし。


ようは、ネット右翼は「アホ」がやるものだと思っておられるのかもしれないけれど、いやいや、必ずしもそうとは言えそうにないですよと。賢い人だって、アホと同じことをやりかねないんです。