ネット○○派 part184 歴史修正主義とホメオパシー叩き

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@ProdigalSon_JP 歴史修正主義者を批判するのと同じように、ホメ信奉者のホメ信奉を否定するのですか?

ニセ科学批判と左派の歴史修正主義批判はともに「トンデモ批判」の色合いがあって共通性がある。でも、同じに扱えるかというと、扱えないと思う。ホメオパシー叩きの場合はとくに。

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歴史修正主義なら、たとえば南京大虐殺はありました、なかったというのは間違いです、終わり。でよろしい。まさに、間違いを間違いだと指摘している「だけ」。ホメオパシーには科学的根拠はありません、終わり。


ただ、ホメオパシーは直接的には害はないとはいえ、間接的には人が死ぬことだってありうるので、そこは在特会歴史修正主義と違って物理的な「害」があることがある。そこは、社会からの要請で自主的な努力に委ねる、規制によって抑制してもらうというということが必要になるところ。K2シロップはレメディで代用できないと日本ホメオパシー医学協会が言い出したのはその一つの現れ。

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さらに、歴史修正主義の話と違い、ホメオパシーは人間全体が関わるから余計に慎重であるべきだと思う。たとえ「強いプラセボ効果」しかないものであっても、個人レベルなら「効く」んだったら何だっていいのであって、それをやめさせる事は誰にもできないし、法で禁止・排除するほどの害がホメオパシーにはない。最終的には個人の選択の問題。この程度の自由すら認められない社会であれば、とっととエロマンガもエログロ小説も餅も全部禁止すればよろしいのよ。餅なんか、ホメオパシーなんぞよりよっぽど危険じゃないか。

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簡単な話、あの在特会でさえ、在特会の主張でさえ現代社会では自由が保障されていて、当局が注目しだしたのは最近のことだ。まして、ホメオパシー団体やホメオパシーそのものを簡単に排除できるはずがない。ニセ科学批判が「不遜だ」と言われたのも、むべなるかなと。