ネット○○派 part100 オカルト番組とネット言説
あるオカルト番組を見た。散々「検証」をして、吉例に従って確定的なことは何も分からないまま、番組が終了しようとしていた。
すると、「しかし。○○が否定されたわけではない」というアナウンスが入り、希望を持たせたかたちのまま終わってしまった。
・・・トンデモネタにありがちな屁理屈だけれど、ネット民はこれを笑えないんだよな。
オカルトならそのつもりで面白がっていればいいし、「××という可能性は否定できない」のホラにホラの自覚があればいい。「海上保安官の殉職」ネタ級のガセネタになると、信じる人がバカにされる。
だけど、すこしもっともらしく書いてやったら、簡単にマジに受け取る人というのは、自分も含めて、決して少なくない。。。基本的に、素直かつあまりにも善人。
まして「××」がなにかの危険性だったりすると、「その危険性が否定できないのであればやはり問題だ、恐怖だ」と展開して、そこから陰謀論で煽る。ネットのネタって、だいたいそんな感じ。パターンが決まってしまっている。
にもかかわらず、普通はネットの言説はオカルト番組と似たり寄ったりだとは思わない。人と人との付き合いだと思ってしまう。たぶん、それが間違いだ。。。