誤解の元

ニセ科学批判の悪口を言いながら教えてもらったのは、たまに外国のSkepticのサイトを見るのは面白いということ。たとえばこういうの。
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で、いかにもニセ科学批判が言いそうなことを言う。
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Skepticism is an honest search for knowledge. It is an approach to claims akin to the scientific method. It is a powerful and positive methodology (a collection of methods of inquiry) that is used to evaluate claims and make decisions.

懐疑主義は強力な方法論だ。。。ニセ科学批判も言ってますわな。科学は方法論だ。たぶん、日本人が普通に読んじゃうと真に受けてしまいますわ、こういう表現は。


でも、これを額面どおりに受け止めることは難しいのであって、たぶん無神論者の傾向がかなりあるのでは、、、と思ったら、その手の話題は徹底して避けている。ようやるわ。でも、頭隠して尻隠さず、TwitterでLos Angels Timesの記事(これはこれで面白いアンケート調査記事なんだけど)をリンクしていて、やっぱりー!みたいなところが、かわいかったりする。
UK-Skepticism on Twitter: "Atheists & agnostics most knowledgeable about religion, apparently- latimes.com http://lat.ms/9Jgahh"


日本のニセ科学批判は、この辺の文脈がきれいに切り落とされているというかごまかされているというか、日本で成立させるのはすごく難しいと思う。神様を持ち出さなくたって倫理は成立するといまだに改めて言うことに意味がある社会と、日本人の感覚とがどれだけ離れてるか。真面目に考えないんだね、こういうこと。