「現在の科学ではまだ解明されてない」からいいの?

ああ、やっぱりだ。漢方は「現在の科学ではまだ解明されていない」だけだとしてホメオパシーと区別してる人がいる。


なら、「解明されていないだけ」だから保険適用されていいのか、国家試験の課題になってもいいのかって話。「現在の科学では解明されていない」が通用するんだったら、別に科学的に解明しようとする努力は放棄するか、中途半端なものにしといて「今はまだ分からないだけです」って判断保留しておけば、何だってオッケーになっちゃう。そうじゃないでしょう?


こういうことをネタにして「グレーゾーン問題」とか言ってるけど、実際はいかにホメオパシーだけを都合よく狙い撃ちするかって自己正当化の論にしかならんのだ。


それにさ。菊池先生たちの立場って、
2010-09-11 - 今日の雑談
kikulog

オーラの泉」はニセ科学じゃないだろう、という意見を書く人もいそうなので、あらかじめ言っておくと、「ニセ科学しか批判しない」わけではありませんから。

なんだそうだから。ニセ科学から離れても、たとえホメオパシーが科学の看板を捨てても、いくらでも批判できるし、批判しなきゃいけないわけだ。


都合のいい理屈を作ってもダメダメ。ニセ科学批判は建前と本音の乖離がすごすぎて、もう詰んじゃってる。