ネット○○派 part23 日本の新聞・イタリアの新聞

消費者問題として「被害」を取り上げてホメオパシーを叩くんだったら、いくらでも好きにやれば、という以上の感想がない。でも、それは別にニセ科学だけの問題でも、ホメオパシーだけの話でもない。


改めて、イタリアの大新聞、政治的には左右でわりにバランスが取れている(とするのが一般的な)Corriere della Seraを扱ったエントリをここに貼る。この手の「被害」は前提になっちゃってんだもの。
ようは常識の問題だというイタリアの記者 - 今日の雑談
ホメオパスに子供の病気を見せて失敗した(危うく失敗しかかった)親を例示しながら、通常医療にしろホメオパシーにしろ信じ込んじゃダメで、大事なのは常識、一般人としては常識に基づいて判断することが大事なんだとまとめたわけだ。


もうちょっと言い換えると、何事に対しても信じ込んで、こういう「被害」が発生しないように我々も注意しましょうとこのイタリアの新聞は言ってるだけだ。いくら日本にはホメオパシーを受容する土壌も歴史もないとはいえ、「ダメなものはダメ」の朝日よりまともに見えるんだが。