「ニセ科学批判者」とドグマティスト

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835549&tid=a1va5dea5a4a5ja59a5a4a5aaa5sa1w4fbbkbcbc&sid=1835549&mid=3085

さっそくニセ科学批判の原理主義者たちは、中身も見ずに褒めそやしています。

違う。中身を見て、それで疑問を感じてないらしいから変なんだ。なーにが「クリティカル・シンキング」だよって。


ドイツの疑似科学批判団体のメンバーはUnbeliefなDogmatistばかりだという悪口が仲間内からあがるくらいで、疑似科学批判そのものとCritical thinkingの間に本当に関係があるのかどうかさえ疑わしいということは以前書いた。このあたりは「ニセ科学批判者」たちが自分たちで考えてるほど自明の問題じゃない。まして、一般ピープルが「科学的思考力」を身につけましょうって、どんな迂遠な話なんだってことだ。
懐疑論者とは何か - 今日の雑談


ニセ科学に引っ掛からないようにする」→「Critical thinking を磨く」「科学的思考力を身につける」という議論の運びは基本的に間違ってるんじゃないかという疑いがどうにも消えないんだが、この議論が毎度繰り返されること自体、Dogmaticな罠にはまってる証拠かもしれん。ってか、いまさら“Critical thinking”とか「科学的思考力」とか、定番ワードを改めて吟味するの、ホントめんどくさい。