勝間和代とニセ科学

勝間和代なんて全く興味がもてないのであれなんだが、ああいうのが好きで漁るのと、「ニセ科学」みたいなのに引っ掛かるのは似てるかもと思う。


ようは、妙な理屈を組み立ててやりさえすれば、それを素直にのみこんじゃう人が多いんじゃないかな。ニセ科学批判は、一応科学を対象にしてるので、「科学を装う」ことに非常な注意を払うけれど、でも一般の人間からすると「科学を装う」こと自体より、それで理屈が通ってるように見えることのほうがずっと重要なはずでしょう。


それに勝間さんも、自分が売れたのは単にラッキーなだけでしたなんてホントのことを言っちゃうと、一冊も書けなくなるものねえ。


結局、それっぽい理屈を見せてやると、普通の人は納得してしまうものなんじゃないのかな。で、そうだそうだと深く感心してしまうのに利用される権威付けが、「科学」か「勝間」かで違うだけで。