http://www.h5.dion.ne.jp/~bond7743/doramemon1710.html#101003
ドラめもんさんが、バーナンキの講演に悪態をついている。

『また、インフレ目標を高めに設定することでデフレへの十分なバッファーを確保する必要があることを強調したほか、』

実際にFRB議長になってからはその議論を見事に封印しましたけどねえ・・・・・・・

名目金利が実効下限制約に服してしまった後は、インフレ率が目標水準を下回った分の補填のために、目標水準を一時的にオーバーシュートさせることは正当化できると述べた 4。』

これについてもそう。ちなみにプライスレベルターゲットに関してはかつてイエレンさんも(SF連銀総裁の時ですが)ケチョンケチョンにしていました。

だから、学者としてのバーナンキと、中央銀行家としてのバーナンキは別だ。

『その一方で、私がすべて正しかったわけではないことも確かである。』

『特に、初期の著作において、私は、強い決意を持った中央銀行であればデフレを容易に克服できるという点に、過度に楽観的かつ確信的であったし、自分以外の考えに対する寛容さが足りなかった。』

中央銀行は、金利が実効下限制約に服してもなお有効な手段を持っていることは確かであるが、米国においても日本においても、私がそれまで述べていた以上に問題は扱いづらいものであった。特に、初期の著作においては、金融政策が単独で達成できることと、財政政策との協調がある程度必要なこととをはっきりと区別していなかった。』

『2011 年の記者会見において、日本の記者からの質問に対して私は、「10 年前に比べて中央銀行家に対して、少しばかり同情的になった」と答えている。』

その時に日本銀行に対して謝罪しないといけないとかきちんと説明しないから日本の国債市場はこんな事になったんだぞいい加減にしろこのハゲ。

御本尊の一人がこうなっているので、まして過激化している日本のリフレ派は論外、という結論にしかならない。