こういうこと

もあるそうですよ。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/100817/erp1008170939003-n2.htm

聖域は国民の誇りになっているNHSだけで、来年からは教育や国防費にもメスを入れる。

だって。
(追記)
ついでに産経の元ネタのThe Economistをざざざっと見たが、やっぱりオモロイ。関連するところでは、
http://www.economist.com/node/16791650?story_id=16791650&CFID=137348310&CFTOKEN=85300973

The National Health Service, which makes up nearly a fifth of total spending, was to be “ring-fenced” for a full parliament

ということで、NHS関連のところだけは手をつけないことにしたという話になってる。でも保守的なThe Economistからすると当然、NHS予算だって削ってしまえばよかったのに、と言いたくなるわけだ。
http://www.economist.com/node/16791720?story_id=16791720&CFID=137348310&CFTOKEN=85300973

Two of the Tories’ obstinacies look especially worrying. First, they should have used their disastrous inheritance as an excuse to break their promise to maintain NHS spending

NHSの支出を維持するという公約をやぶる言い訳に財政問題を利用してしまえばよかった、みたいな話になる。


まあ、国の赤字を減らしたければ政府支出を減らして増税するしかないという、すごくシンプルで分かりやすい理屈を言ってしまえるイギリスの雑誌と政治家はいいわねえ。もっとも、キャメロン内閣のバクチがあたるかどうか、本当に今こういう方針でいいのかどうかはよく分かんないとしても。