ほーれみてみぃ

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090730/trd0907301821014-n1.htm
はてなブックマーク - 【私も言いたい】血液型性格判断 「関連信じる」は4割弱 (1/3ページ) - MSN産経ニュース
「4割もいる!」とか言ってる人がいるけど、三分の二の人は否定的なわけで、圧倒的多数が「血液型と性格には関連がない」と思ってることがはっきりしたわけだ。正直、もっと多いかと思った。


「関連がある」というのも、きっと細別されますよ。「あるに決まってる!」という人と、「よく分からないけど、経験上そんな気もするなー」という人と「あるとしたほうが面白いからええやないか」という人と、濃淡があるでしょうね。


さらに、血液型性格判断による「差別」を問題視して自己正当化するニセ科学批判の人は多いけど、実態としてそういう濃い態度をとる人はもっと少なくなるんじゃないですか。「血液型のために不快な思いをしたことがあるか」という設問に対してでさえ、NOの人の方が多い。「差別を受けたことがあるか」という設問なら、YESの人はずっと減っちゃいますよ。


つまり、ニセ科学批判の人たちが、いかにくだらない問題を過大視していたかという一材料ですわ、これは。かりにも科学を論ずるんだったら、まず問題設定から吟味したらどうなんだって。


それとも、血液型性格判断の問題として「差別」の部分は削除しちゃって、科学として間違ってるという部分に回帰するのかな?それならそれでいいし、本来そうあるべきだと僕なんかは思うんだけど、なら、ニセ科学批判が他の批判対象について言ってる、実害だの詐欺だので自己正当化する部分についても吟味が必要だし、事と次第によってはそういうことは全部捨てて、科学として間違ってる、科学としての考え方の問題だというところに、全体として戻る必要があるわな。つまり、天羽先生みたいな発想は全部捨てなきゃならん。


ま、そこまでしないでしょうね。『論理的に正しい』はずの自分たちが間違っているとは、絶対に認めないでしょうから。かくして、論理的に慎重に確かさを持って進めてきたはずなのに、実際はますますエキセントリックになる寸法。お疲れさん。


。。。というのは前ふり。この記事の統計は、統計的に意味がある数字なのか分からないのに、釣られ過ぎだよ。


連載としては、毎週ネットで募集をかけて回答を求める方式のもので、他の記事と見比べても、回答者の数が千人を超えるほど多くなっている。女性の回答者の数も多い。設問が、一般の人にも答えやすかったという側面もありましょうな。


したがって、ニセ科学として血液型性格判断をネットで熱心に否定する人も多く回答して水増しされた分もあるだろうけど、そうじゃない人もたくさんいるはずで、この数字をどう読めばいいかはちょっと微妙なところがあると思う。


まあ、基本的には回答者のコメントを見ても「関連がある」と答えている人たちにしても濃淡があるので、どっかで切り分けて、話を聞いてくれそうな人たちに「血液型性格判断は科学としては根拠がありません」と断定して伝えていくしかないんでしょうね。


あくまでも、参考としての意味合いありましょうけども。釣られ過ぎ釣られ過ぎ。これで科学リテラシーだのなんだの言われても、困っちゃうよ。

niam ノーベル賞には「科学万歳」っていうくせに、明らかな疑似科学には両論併記して肩を持つのな。
charliecgo 明らかな疑似科学を両論併記で紹介するのは問題がある。

ちゃんと最後まで読みなさいって。

 【血液型性格判断】 血液型と性格との間に特定の関連性を見いだす発想は戦前からあったとされる。昭和40年代に作家の能見正比古氏が『血液型でわかる相性』など一連の著書を発表してから社会的関心が高まり、広く知られるように。これまでに血液型と性格の因果関係を示す科学的データや統計は得られていない。にもかかわらず、関連本やテレビ番組の放送が相次ぐなど、たびたびブームを巻き起こしてきた。

どこが両論併記なの。