高須先生再評価、みたいなtweetを見た。高須が当初厳しい判断をして煽ったのは、病院経営者として中国の情報を早く知ったという要素があったんだろうと思う。私の知っている大きな病院の院長も中国のリアルな情勢をキャッチしながら経営しているらしい。

 

ただ、高須先生の医師・経営者としての能力についてはよく知らない。私が耳にしている話は書かない。

 

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医者の知人と、このレベルの感染症の流行でパニックを起こしていたら、もっときつい病気が世界的に流行したらどうなってしまうんだろうか、という話をした。

 

コストとベネフィットが全く釣り合わないことを欧州がやってしまったので、それに世界的に振り回されてしまっているのだが、ファーガソンも結局、スウェーデンと結果はほぼ同じと認めてしまった。

 

であれば、経済的なコストを考えるとどうすればよかったかという話に直ちになる。

 

そして、ロックダウンよりもより的確な対処が必要だとしているが、当然だ。

 

www.telegraph.co.uk

 

今回、欧州が非常に見苦しくて反吐が出そうだったが、彼らの対処が過剰に過ぎたのではないかと政治的に言えなくなっているような空気がある。

 

もちろん、そういうことを言う人がいないわけではないけれども、大勢は違う。

 

その代わりに、彼らは自分たちの対処を基準にして他国を裁いていったわけだ。日本はその格好の対象となった。私はこれを人種差別だと考えて、そのため変なことを言い出した友達を失ったが、しかし欧州メディアはスウェーデンに対しても同じことをやったので、単純なアジア人差別というわけではない。

 

黒人差別云々というのと違い、あの他国に対する裁き方は自分たちを一段上に置いていることを示していて、ヨーロッパの中華思想とでもいうか、そういうものが如実に感じられた。だから日本もスウェーデンもバカにできる。これが不愉快のタネだったのだろう。