■
外交WEB | 世界の動きを見つめ、日本のビジョンを語る、国内唯一の外交専門誌。 内外の筆者が問題の核心を鋭く分析します。
押谷仁先生のインタビュー記事が少し前に話題になった。肝心なところがあまり引かれていない気がする。
このウイルスの特徴をつかんでからは、感染者数は一定レベルに抑えられると確信していました。一方で死者数については、当初は一〇〇人に抑えることを目標にしていましたが、これは予想を超えてしまいました。いまは一〇〇〇人以内に抑えられるよう努力を続けています。
ヨーロッパとまるで次元の違う話をしていて、私が一番仰天したはこの部分。死者100人にするつもりだったけど、1000人になりそうですごめんなさいって、欧米の人間に言うと殴られるな。
逆に言うと、その程度のものだろうというのは早い段階で予想がついていたわけで、じゃ、「何もしなけりゃ死者42万人」って言い出したのはなんで?としか言いようがなくなる。
結局、世論並みの政治しかできない、ということなんだろうか。