家に閉じ込められているイタリア人たちはよっぽど暇と見えて、日本にいるイタリア人のあるyoutubeがえらく流行してしまった。

 

それによると、日本では抗インフルエンザ薬であるアビガンを皆飲んでいて、ほらご覧の通り、だから皆外に出て普通に生活している。。。らしい。

 

さあ、これを見たイタリア人は大騒ぎ。イタリアの友人たちから「アビガンについて教えろ」という問い合わせが私のところに来たし、私が聞いた話だけでも、日本にいるイタリア人に「アビガンを買い占めてイタリアで売ってくれ!」というアホまでいる。しかも複数人。

 

もちろん、彼らの苦境はよく分かり、こういう話に飛びつきたくなる心情も重々承知なのだが、「オリンピックのために実態を隠している!」と言い倒すイタリア人たちの醜悪さにこのところうんざりしていて、あまり同情できなくなっている。

 

2月上旬にはWHOの専門家たちはすでにアウトブレイクがほぼ避けられない、おそらくコントロールできないことを知っていたという話は私の耳にすら入っていることで、当然各国政府は知っていたはずだ。

 

それでこうなっているので、、、そりゃ死人がたくさんでるようにしてんだから、死人がたくさん出るよ。もちろん、日本だって油断は絶対にできないにしても。