■
夏の暑さが異常になってきている。
「地球温暖化対策」と口で言うのは簡単だが、要するに経済活動を抑制しろということに他ならない。
そんなことが人類にできるとは私には思えない。
基本的人権の問題も気になっている。温暖化の要因として、人間の呼気や排出するガス、また生命維持に関わる諸々が問題になったとして、じゃあ人口を10億人単位で減らしましょうという話にはできない。
基本的人権を維持しながら、これ以上の温暖化を抑制することが本当に可能なのだろうか。
最近、私が生きている間にこの文明が終わるような気がしてならない。終わらないかもしれないが、とんでもないことになるのではないかと思っている。なにより、子供たちの将来はどうなるか。我々の無責任と面倒を一方的に背負わされるのが子供たちだ。
こういったことは考えるだけ無駄な不安だ。人類はいままでだって文明の終焉を何度も経験してきた。今度の終焉もそのうちの一度でしかない。しかし、不安は常に念頭にあるし、そうあるべきだろうと私は考えている。