ポピュリズムポピュリズムと言われ過ぎると、なんでもそういうレッテルを貼る形になるため、何を言いたいのか具体的に言うべきだという話を見た。

これは非常によくわかる話で、今の話に簡単にファシズムだのヒトラーだの言うのはおかしいと、このブログでも何回か書いたが、それと同じことだ。

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ポピュリズムの定義なんぞもちろん私なんかにはさっぱり分からないわけだが、今ならネットの利用を考慮にいれる必要があるんだろう。

いつも言うように、古くは人権擁護法案反対運動はネットを利用した政治的扇動・動員だった、と私自身はそう信じている。

今ではたとえばイタリアの五つ星運動の動員の仕方はきっと検討のし甲斐があると思う。あれはマーケティングを完全にやっていて動員している。

今は恐ろしい時代で、人それぞれに欲しがりそうなものの宣伝が個人にダイレクトにできるようになっている。それが単なる商品であればまだしも、政治的動員のためにマーケティング・宣伝の高度な手法が利用されているとなると、それって本当に政治なの?と私なぞは思ってしまう。

一日中スマホを眺めている人が少なくなく、それだけ動員・扇動のための宣伝は効くのだろうが、宣伝される方から言えば、これは立派な洗脳だろう。

ではどうするかと考えても、私にはとても答えは出せないわけで、とにかく、こんなことで本当にいいのだろうかとは常々考えてはいる。