ネットには大学の先生が多いので、いろいろな不満をよく見る。資金が足りない、雑務のために時間がないなどなど、非常にお気の毒だと私も思う。

 

ただ他方で、「あんたがた、誰のおかげでおまんまが食えてんのか」と思わないでもない。もちろん、一概には言えないにせよ。

 

今は、中学校レベルの勉強がまともにできない子供が大学生になれてしまう時代だ。彼らは本当であれば、大学生になってはいけないはずである。

 

にもかかわらず、大学生になれるのは、ひとえに「大人の事情」であって、大学経営上、そういう学生を受け入れないとビジネスにならないから、以外の理由はないだろう。 

 

それで本当にいいのだろうか。

 

本当は大学生になってはいけない子供を無理に大学生にしてまで、職員教員を養ってるわけで、そこまでしてもらって不満があるか、などとどうしても思ってしまう。

 

しかも、国公立はもちろん、私立大学にも公金が入るし、また首相やその夫人とお友達であれば相応の優遇を受けるわけで、これらはすべて「大人の事情」、至ってビジネス上・経営上の都合でしかなく、肝心の学生たちは全く置いてけ堀、いいところ、大人たちの飯の種のための、良いカモである以外の意味が見出だしにくい。

 

さらに、上の議論を延長すると、大学の環境改善のためには、誰かが切られないといけない形になっていて、大学の先生たちが一致結束して抵抗することは不可能だ。しかし、そういう厳しい議論は出てこない。

 

無茶な難癖だとは自分でも思うんだけれども。。。