https://twitter.com/kankimura/status/1059380977879810048

Kan Kimura@kankimura
今の日本メディア、とりわけ放送メディアの徴用工判決に関する報道は、批判する側も擁護する側も、共に結論ありきで議論しているので、まともな議論はほとんど出来ていない。韓国最高裁判決以前に、このメディアの状態は批判されるべき。韓国の裁判官任命制度も理解しないで、議論するとかほぼ論外。

https://twitter.com/kankimura/status/1059587043062308864

Kan Kimura@kankimura
正直、日本の研究者で韓国の司法制度がキチンと頭に入っているのは、浅羽先生とあと極少数だけだ、という事がよくわかるこの一週間だった。正直、自分も数年前に論文書くまではよくわかっていなかったので、分かっていない人の状態はよくわかる。 

 私はたまたまイタリアに興味を持った。他国を理解することがいかに難しいことか、日々実感している。

 

ある国の政治や社会について語ろうと思うと、その国の人々の歴史・文化はもちろんのこと(「国」単位で一色で把握できないのは当然だ)、話題によっては様々な制度や日々変転する政治状況、時に理解が難しい司法制度を踏まえないといけない。

 

それは大変に難しいことで、たまにここでもイタリアについても書いて、後から考えて変なことを書いてしまっているが、修正するのも面倒なので放置したり、あまり恥ずかしいと記事ごと削除したりしている。

 

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それはイタリアから見て近い国、たとえばドイツやフランスについてイタリア人が語る時にも、随分おかしなことを言うことがあるし、逆にドイツやフランスがイタリアについて変なことを言ってもなんら不思議ではない。ヨーロッパ内部ですら、近しい国のことを理解することに相当の困難が伴う。

 

同じことは日本とその隣国との間にも言えるのであって、あだやおろそかにものは言えない。

 

・・・

 

木村幹は「批判する側も擁護する側も、共に結論ありきで議論している」と書いているが、私もそういう印象をもっている。どっちもダメだ。

 

何がダメかと言うと、隣国を理解することが難しいのは当然だということすら理解してないからダメなのだ。