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上瀧浩子@sanngatuusagino
昨日のことば「正義は暴走していいんだよ。だって、暴走しても正義だもん。」by神原弁護士。笑

発言者も上瀧も弁護士なんだが、「暴走する正義」に無頓着な点について、呆れるよりない。話にならない。

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ただ、この種の発言を批判すると、今度はその反動で、過度の相対主義を許容する人が少なくない。私の正義とあなたの正義は違う、そっちの正義を押し付けないでくれる?というわけだが、具体的には「欧米」に対する際に、コンプレックスまじりでそういう態度をとる日本人をよく見る

私は、「正義」による徒党とその圧力に対して警戒しているが、他方で、その警戒心も過ぎると、行きつくところは結局、単なる相対主義なのではないかとも感じている。

単なる相対主義は、暴走する正義と同様に、許容できないし、許容すべきでもない。単に倫理観念がグズグズになっているだけだからだ。

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このバランスをどうとるかは難しい議論で、もちろん、私の能力を超える話だし、ここで議論することはできない。

ただ、両方に目を配ることが必要だろうという意識くらいは持てるかもしれない。

件の発言は全く許容できないが、かといって反対にただの相対主義に堕するとしたら、それはそれで問題だ。

ただの相対主義は居心地がいい。今のままでいいと優しく言ってくれるような気がする。しかしそれではいけない。

そこをどうするか、場合に応じて判断していくしかないのだろうが、両方の要素に注意深くありたいと私は思う。