私もそろそろ人生の半分に差し掛かろうとしていて、残り時間のことを考えるようになった。といっても、特に老け込むつもりはない。

ただ、遅かれ早かれ死ぬのだから、できるだけ悔いのないようにしたいとは思う。

悔いというのは、自分が無駄にした時間に気が付いて、がっくり来ることが多い。そもそも、このブログを今書いていることも、時間の無駄遣いだ。

私は勉強が足りない。それはよく分かっている。だから、死ぬ前に後悔のないように、できるだけの時間を勉強にあてたい。特に私は外国語を読むことのほうが多いので、日本語と比べて時間がかかる。そのうえ、日本語でも勉強したい。

美空ひばりの「柔」に、

口で言うより 手のほうが早い

馬鹿を相手の 時じゃない

という文句がある。そういう心境。

何かを一つ残して死ねたら一層本望だが、物としてなにも残せなくても、それはそれで人生であるし、私を知る人の心に何事かを刻印することもあろうから、それでいいとも思う。