狡猾な狐と威を使われることを知っている虎

松井一郎は古賀茂明に対して面白いことを言っている。
https://twitter.com/gogoichiro/status/842292580578598913

松井一郎
古賀さん、僕は籠池氏と会ったこともありません。そもそも知らないので、職員が忖度して暴走する必要がありません。

別に、知事が籠池と面識があるかどうかは、特に関係がない。担当者が、籠池からの申請がどういう部類のものかさえ認識しておけばそれでよいのであって、さらに籠池の場合は、松井が別のところで言っているように、総理との関係も「忖度」を促しているわけだ。

きわめて狡猾だと思うが、これ以上手の出しようがないのも事実でやむを得ない。これをどうにかするには、もっとはっきり立証できる別の事件を探し求めないといけない。

しかし、この tweet からでも、察することができはする。

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こういう人たちと関係を保っていた、安倍総理に道義的責任があるかというと、大いにある。

「虎の威を借る狐」というお話がある。この場合、狐は、虎の威を、虎が分からないままに借りていたのであった。

しかし、維新の会と安倍晋三の場合はそうではない。「安倍晋三」という虎は、その「威」が使われることを、十分承知の上で「狐」の後についていっている。

総理の責任は、まさにそこにある。