扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part105

これは問題の次元がちょっと違ってきたのでとりあえずメモ。
https://twitter.com/kirik/status/306267924497326080

記念カキコ : インフレ率2%は来年半ばに達成可能=岩田規久男氏 | 海外投資新聞 | 世界に挑む個人投資家のための総合サイト|アブラハム・グループ http://media.yucasee.jp/offshore-news/posts/index/241?la=0005

アブラハムの「いつかはゆかし」って、月5万円30年の積み立てで1億とかいう意味不明のところでしょう?
アブラハム「いつかはゆかし」誇大広告の疑い: やまもといちろうBLOG(ブログ)


識者の見方 | 海外投資新聞|世界に挑む個人投資家のための総合サイト|ゆかしウェルスメディア
この「識者」のメンツがすごくて、岩田規久男高橋洋一山本幸三、と立派なリフレ派。


竹中平蔵はやっぱりもともとのリフレ派人脈とでもいうか、構造改革路線に近い人たちだからっていうことなんでしょうかね。


ようは、リフレ派の「先生」たちが、ろくでもない金融商品の宣伝の片棒を担いでいたのではないかって話。こっから先の話は、他の人らが突っ込むだろうし、うちのブログの範疇ではないので、突っ込みませんけど。


岩田先生の日銀副総裁人事に影響が出るかどうかは知らないが、いや、これもリフレ派の人らは批判しないのだろうね。たぶん、騙されたとか、取材がどういうところからか明確に知らされてなかった、みたいな話になっちゃうんでしょう。


ただ、少なくともいえそうなことは、、、ま、リフレ論って経済学の議論として専門家がやっている間はいいけれど、一般の議論におりてくると、かくも容易にポジショントークのネタに使われやすい、まさに「市場のクレクレ」ネタになりやすい議論だってことくらいは、言えそう。

追記
https://twitter.com/chondonfa/status/306598085549780992

アブラハムのあの新聞がリフレを煽る「識者」のインタビュー記事載せるあたりが、リフレの怪しさだな。いくらくらい謝礼あげているのかね。

リフレの怪しさというのはどうかと思って、上にも書いたけど、リフレ論そのものが妙な理解をされるとああいう変な金融商品を売る宣伝に利用されやすい側面があって、実際「まとめブログ」みたいなのに出てくる、相場が上がった下がったで「白川がー」「日銀がー」と絶叫しているような連中と根は一緒だろうと思う。まあ、それはよい。

2013-02-27
飯田泰之斎藤誠の「ところが経済学者の中にもさじ加減にまで口を出す人たちもいます。たぶんそういう人たちはスポンサーがいて、その意向で議論を展開しているのでしょう。アカデミックな経済理論に支えられているわけではないと思います」という発言から、

浜田先生に関する質問を受けて,

そういう人たちはスポンサーがいて、その意向で議論を展開している

 これはどういう根拠に基づく発言なのでしょう.浜田先生個人に関することでないと言われるかもしれませんが,それならどの学者に対しての発言なのでしょう.これは議論ではなく名誉毀損の問題だと考えていおります.そのような意図はないとおっしゃるかもしれませんが,「○○氏は(または金融政策批判派は)外国勢力から金を貰って意見を主張している」と書かれたらどう感じるか(反応するか)考えていただきたい.

と書いているけどね。


アブラハムがリフレ派のスポンサーだとは全く思わないが、そういうお金の流れはあったのね、とは思うわね。当然ながら。どう考えても言い訳できんわな。


あとあれでしょ。スポンサーってのはどうかと思うし、そんなもんは知りようもないわけだが、テレビやラジオに出るためのネタでしょ、リフレ論って。メディアに出て小銭稼ぎするためのネタ。もういい加減に気づこうよ、リフレ派の人たちも。