雑記

かんべえ吉崎先生の日記をいつも見て参考にしてるんだけど。。。9月19日付。原発ゼロに関する閣議決定の話題で。
かんべえの不規則発言

○また、今後の高齢化社会を支えていくのに、必要な経済成長が達成できるのか、どうか。増え続ける医療費や年金のコストを賄うためには、それなりの経済成長が必要になるが、エネルギー制約がある条件下では、企業の海外移転も進むだろうし、税収も減ってしまうかもしれない。

○他国は脱原発を宣言した日本をどう見るか、という問題もある。アメリカは困る、という話はアーミテージレポートをご参照。ホンネでは日本に天然ガスを売りたくて仕方がないロシアは、態度を豹変して値段を吊り上げようとするだろう(もともとそういう人たちである)。あるいは日本の国力低下は免れないと見たら、中韓はますます領土問題で強気の姿勢に出るかもしれない。この辺は全部、想定の範囲内というものである。

したがって閣議決定に見送りそのものは「野田首相らしい、賢明な判断だった」と書いておられて、イヤ全くその通りだと。


リフレ派に限ったことじゃないんだけど、まあ日ごろ経済成長だなんだと言ってるリフレ派の人たちが、これを言わないんだから。。。いや、リフレ派だけじゃなくて、もう広くみんな。ひどいよ。それで世論をゆがめても平気でいる。本当にひどい。


・・・ところで、別にかんべえ吉崎先生を批判したいんじゃないですよ。ただ、吉崎さんってみんなの党と初めのころ近かったような記憶があるんだけど(これですね。「国民運動体日本の夜明け」)、みんなの党が今年2月に開いた党大会で「アジェンダ2012」というのが採択されたんですってね。
http://www.your-party.jp/file/agenda2012/taikai2012_agenda2012.pdf

1.基本的スタンス・・・民主・自民との対立軸
みんなの党は「民間主導で地域が主役の小さな政府」
民主・自民は「官僚主導の増税バラマキの大きな政府
具体的には
みんなの党は「景気/経済成長優先・脱官僚地域主権脱原発
民主・自民は「増税財政再建優先・官僚統制・中央集権・原発続行」

脱原発≫≪復旧・復興≫
(略)
② 国民目線で脱原発原発緊急評価法案(スーパーストレステスト法案)、原発国民投票法案・原発 住民投票法案

大会宣言というのもありますね。。。
http://www.your-party.jp/file/agenda2012/taikai2012_sengen.pdf

6.「増税・官僚統制・中央集権・原発続行」勢力に対し、「成長・脱官僚地域主権脱原発」という分かりやすい構図を描き、火の玉になって選挙を戦う。大ジャンプをすることを誓う。

いや、みんなの党のこういうのをきちんと批判しないから、野田さんや民主党も世論だのいろいろ配慮しなきゃならなくなってくるんだから。。。吉崎さん、渡辺喜美にちゃんと言ったのかしら。