扇動のための不当表示としての「リフレ派」 part65

これ、hamachan先生がきちんと答えると思うけどねえ。。。
話はそれからだよ: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

そもそも、リフレ支持者という広い範囲の中から、一部をピックアップしてそれがリフレの代表であり、またその人の発言の全てがリフレに属するものかのように語って批判する、チェリーピッキングと特異な事例の一般化、藁人形論法の合わせ技みたいなものこそが要点を外したものなので。それへの要点を突いた反論って「詭弁乙」で終わっちゃうよ。それ以外はどこを突いても、「要点を外してる」って誰かは言うことになる。まあ、もとが外してるから仕方ない。
投稿: yasu | 2012年8月30日 (木) 07時46分

もう根本的におかしいんですけどね、これ。リフレ派の「一部」はただの「一部」じゃないんだから。

まあ、そりゃいつかは切り上げるが、逃げ足早いどころか相当粘着質だと思うよ。切り上げが早いとか聞いたらabz2010さんがびっくりしそうだ。

yasudayasuさんが、abz2010さん相手にするときと同程度に粘着してリフレ派の「一部」を批判してるかどうかっていうと、私みたいな雑魚相手につっかかってくるわけでしょう?

高橋氏はリフレ派ではないので置いとくして、田中氏にはtwitter垢ブロックされてたりするんだけどねえ。超個人的なことだけど。それにしても何を根拠に「批判しない」とか言ってるんだろ。
投稿: yasu | 2012年8月30日 (木) 08時19分

っての、言いわけになってないんですよ、だから。やるんだったらもっとやれよと。ブロックされてるとか言い訳になってない。しかも、高橋洋一は「リフレ派ではない」という認識は、実態としてはともかく、リフレ派内部の人たちはどういうかと思いますけどね。高橋洋一って普通にリフレ派の衣をまとった扇動家でしょ。


もちろん、彼を「リフレ派ではない」というのはいいし、実態としては高橋にとってリフレなんてどうでもよいんだろうという意味では「リフレ派ではない」と僕も思うのでそれはそれでいいんだけど、高橋洋一批判でどの程度粘着してるのかと。リフレ派の衣をかぶって煽ってるのあのオヤジなんだから、「高橋はリフレ派ではないから注意しろ」と批判するのが当然だ。また田中相手にするときにどの程度粘着してるんだ。


さらに、高橋にしろ田中にしろ飯田にしろ、リフレ派の「一部」に過ぎないというのは明らかに詭弁で、この辺りの人たちは(もちろんこの人たちに限らないわけだけれども)、とてもじゃないけど「一部」に過ぎないと片づけられるような影響力だとは思えない。

>もはや世間的というか、マスコミ的には、「リフレ派」とは高橋洋一みたいな人々という印象が強すぎて、そうじゃないイメージはほとんど目に入りにくくなっているように思われます。


世間的、とかマスコミ的、に「リフレ」像が認識されるところまで来たというのは随分な進歩だなあ。感慨深い。米英ではインフレを適度なプラスに保つべきでそのために中銀は行動すべき、というのは主流派すぎて「リフレ派」みたいな枠組みは出来ないし、逆に日本ではマイナー過ぎて、リフレ像なんてこれまで賛成者・アンチを併せても極々一部の人しか持たなかったし。
でもどこの世間なのだろう。実生活での周りには、リフレという単語を知ってる人さえ極少数だし、新聞でもほぼ見かけない。

投稿: yasu | 2012年8月30日 (木) 08時11分

これはそうかなと思うんだけれども、問題は日本の世論や民意のレベルで「インフレを適度なプラスに保つべき」という声が当たり前になるために、経済学者なりマスメディアなりは一体何をしてきたんですか?ということにもう尽きる。


ちょーっと物価が上がりそうだというだけでメディアは「狂乱物価再び」とか「インフレをチェック」とか言い出すのが現実で、yasudayasuさんのような人はむしろそういう世論は間違いなんだ、違うんだということを地道に訴えるようなことをするべきなんだけれども、ネットで粘着しててそれで「インフレを適度なプラスに保つべき」という民意ができるんですか?あるいは学問の世界の中で多数派を構築して現実政治に影響を与えて政策として実現できるようになるんですか?


高橋洋一はリフレ派ではない」「田中氏にはブロックされている」と嘯いてるわりに、リフレに懐疑的な人間に「粘着」する。あなたのやるべきことはそれじゃないでしょう?と。


で、それはyasudayasuさんに限った問題ではなくて、おそらく他の多くの人たちも同様で、民意とか世論とかを、とても真面目に考えているようには見えない。世論に左右されるような中央銀行の独立性とはなんだ、と言い募るだけだ。


結局、「インフレを適度なプラスに保つべき」という民意が構築されるどころか、「リフレ派」の高橋洋一TVタックルで日銀陰謀論を煽って視聴者が面白がる、ということの方が影響が大きいことになりかねない。おそらく、現実にその手の番組の影響力が大きいんだと思う。そして、高橋が語る「リフレ」はあくまでも日銀陰謀論や官僚叩きのためのネタであって、「インフレを適度なプラスに保つべき」という部分は受けはよくないから華麗にスルーですよ、これは。


じゃ、yasudayasuさんはどの程度この手のオカシイ連中を、リフレ論の誤解を招くような、あるいは信用性をなくすような論者たちを批判してきたのか。どの程度粘着したんですか、と。


yasudayasuさんだけの問題じゃなくて、そこがおかしいからリフレ派がおかしくなってるんですよ。肝心のリフレが実現できなかったんですよと。

追記
権丈善一先生のこれは重いね。8月24日。

http://news.fbc.keio.ac.jp/~kenjoh/work/

年金も、最大の問題は、少子化やデフレではなく、学者――年金を政争の具にする政治家にお墨付きを与えてきた学者の存在にあることは、当たり前。彼らの責任を問わないということは、学者を一人前の人間扱いをしないということだから、それこそ失礼な話。ほとんど年金で政権交代が起こり、それが今のこの国の状況に至っているわけだから、あの党の年金戦略を支えた人たちは大した業績とは言える。

たぶん、年金だけじゃないよね、これ。