ネット○○派 part309 クリティカル・シンキング

日本のニセ科学批判の人も海外の懐疑主義者団体も言ってるのは、クリティカル・シンキングをしろということで、まあその言や善し。


じゃ、本当に「クリティカル」かというとそれはまた別問題で、適当な問題で逃げちゃうでしょう?

ネットだと仲間内での批判はないんだな。人間関係の維持が優先されてしまうから。


・・・こういうことを書くと、誰それに対しては熱心な議論をやったのを知らんのかとか言われるんだけど、でも根本的なところまでやらないでしょ。「優先順位問題」の有効性とか、「ホメオパシーと漢方・鍼の扱いのダブスタ批判」とか。漢方・鍼のほうはむしろダブスタを正当化していた嫌いまであるからね。

つまり、口先ではクリティカル・シンキングとか言うけれど、本当のところ誰もそんなものは望んでないのであって、「自分たちに都合のいいものはクリティカル」「都合の悪いものはクリティカルになられると困る」みたいな差があるんで、そんなものはクリティカル・シンキングとは言わない。


ネット右翼だってそういう意味ではクリティカルですよ。中国には厳しいけど、右翼には甘いとか。リフレ派だってそうで、日銀はぼろくそに言うけど、リフレ派の先生には甘いとか。


その手のダブスタやってるから党派になるんだと思うけれども、まあ、クリティカル・シンキングって一言で言いますけどもねえ。。。