ネット○○派 part272 インテリの日本・日本人特殊論

日本人論について ( 政党、団体 ) - 暴言日記 - Yahoo!ブログ
個人的には、まあネットだったら気楽に構えて、「おまえモナー」も気にせず、印象でも個人的経験でも書けばいいじゃないかと、ゆるゆるの姿勢でいるんだけれど、次の部分は、「やっぱりそう思う?」だった。

これは漠然とした印象だが、理系や理系アイデンティティの人ほど、日本人論にはまる傾向が強いように思う。実証科学で説明できないものの残余物や、科学で説得できない人たちを、「日本」のカテゴリーに押し込めて批判するわけである。

こっそり書くと、ニセ科学批判が、文脈も何も全く違うにもかかわらず外国の疑似科学批判をいちいち引っ張ってくるのは、自分の中の「日本」「日本人」に対するコンプレックスなんじゃねーの?とひそかに疑ってはいる。。。まあ、単に「権威づけ」の要素のほうが強いか。


ただ、たとえば「英国でもいよいよホメオパシーが追放!」なんて記事が書かれると、つまりは「それに引き換え日本では・・・」という話になるのは当然であって、以前からそのあたりが変だった。しかも、英国のホメオパシーはカウンセリングみたいなもんだからいい、とか言い出す人間まで出てくる始末だと、ますます「それに引き換え日本では・・・」が激しくなりますわね。

疑似科学批判の対象になるようなものは、どこにでも普通にあるものであって(だからこそ懐疑主義者団体が頑張って吠えているのだ!)、日本人が卑下する必然性は全くない。そもそも合理的思考ができない人間は先進国にもごろごろいて、それは(あくまで印象だけど)日本以上に悲惨だと言いたくなるくらい。

とここまで書いて気がついたが、リフレ派も「それに引き換え日本では・・・」をよくやっている。FRBはこうだ、イングランド銀行はこうだ、「それに引き換え」日銀は、財務省は、、、


どうも、理系文系にかかわらず、ということなのかもしれないな。