唖然&ふざけるな!

この増田が言ってることは分かる。
イギリスの王立ホメオパシー病院に通院して10年。


で、はてブでずっこける。というか、もう唖然とするほかない。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20100814065119
ホメオパシーの成功例だのカウンセリングならいいんだだの、何を言ってるんだと。イギリスの国会議員が「科学的根拠がない」「無駄」だから予算を削れと言い、日本のニセ科学批判が「そうだそうだ」と尻馬に乗ったのが、このホメオパシーなんだよ。政府が予算継続を決めた際にはガーディアンのコラムニストが徹底的にこきおろしたのが、このホメオパシーなんだよ。カウンセリングだからかまわないなんて、おたくらよく言えますね。


つまり。日本のホメオパシーはカルトだからダメで、イギリスのはいいって問題じゃないわけ。「擬似科学批判」的には、イギリスだろうが日本だろうが、ホメオパシーはダメだと主張しなければ、筋が通らないの。


それに、何度でも書くけどホメオパシーを妄信して子供が死ぬ・死にかける事故はヨーロッパにもあるから、批判するなら同じことなんだよ。


はてブの様子見たら、結局、日本のホメオパシーもイギリスみたいにして、ホメオパスの資格は医者に限定してそこには保険をかける。保険適用されないホメオパスについてはすべて自己責任。それでいいんじゃないの?それで文句がなさそうだ。なら最初からそう言えばよかったんだ。


こんなこと言ってるから、だからニセ科学批判の対象の規準っていったい何なんだ、って話になっちゃうんだよ。日本のホメオパシーはカルトだからダメだけど、外国のホメオパシーはカウンセリングだからいいんだって、それで「疑似科学批判」やってるつもりなのか。「よそはよそ、うちはうち」とか、何を言ってんだって話だよ、もうふざけんじゃない。ええ、ふざけるな!